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食品ロスについて
2024.10.18
こんにちは八百信です。
10月も折り返し地点だというのに、まだまだ日中は汗ばむほどの気温です。
農作物も今年の暑さに少々秋の味覚も出遅れている状態です。
さて、本日は少し真面目なお話です。
近年ではあたりまえに耳にするようになったSDGsですが、食品ロスについて先日セミナーを受講してまいりました。
青果卸業を営んでいる故に、まさに気になる事案です。
受講して驚いたのが、日本の食品ロスの多さでした。
みなさんは日本の食品ロスの量ってどれくらいかご存知ですか?
2022年だけで472万トンもあります。
重量だけだとわかりづらいですが、金額に表すと…
約4,000,000,000,000円。
桁が多すぎてわかりづらいですが、4兆円です。
これだけの経済損失が実際に起きていました。
※参考:消費者庁
https://www.caa.go.jp/notice/entry/038363/#:~:text=%E8%A9%B3%E7%B4%B0,%E3%82%92%E9%80%B2%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%84%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
しかも半分の236万トンは家庭ゴミからでており、その処理には可燃焼却を行います。
可燃焼却するには税金が使用されます。さらには温室効果ガスでもあるCO2の発生にもつながってきます。
給食費は年間で小中学校合わせて約23億円なので、極端な話にはなりますが食品ロスが半分になれば、
約869年分の給食費の財源確保にもつながることになります。
生鮮食品を取り扱う企業として、この数字は愕然としました。
50年、100年後も素敵な地球であるために、当社は食品ロスについて改めて考えてまいります。